とっても大変。真夏の散歩(と部屋の中)
夏と言えば文字通り灼熱の暑さに襲われ、近年その厳しさは増すばかりです。
この影響を直に受けているのは、我々人間だけではありません。それは犬も同じです。
特にアポロはシベリアン・ハスキーということで、本能的にはシベリアの寒さに耐えうる身体をしていて、日本の暑さに適応する器用さは持ち合わせていません。でも散歩は大好きなので、夏は本当に気を遣うことが多くて大変です。
まず、散歩可能な時間帯について。
梅雨が明けると一気に太陽の勢いが増してきて、8月は1日の気温が最低でも26度とか27度とかそんな日が続きます。そしてこの温度が夏の散歩で最も適した、というか唯一散歩可能な温度帯になります。これを書いている2020年8月15日も気象庁のデータを見ると、最低気温は27.1度(6:00)で、そこから35.4度(15:00)まで上昇の 一途を辿りました。
アポロは基本的に朝夜2回の散歩を日課にしていますが、夏は散歩と散歩の間隔が短く(長く?)なります。というのも、朝は明け方、夜は寝る前(できるだけ深夜)以外、選択肢がなくなります。なので、「夜の散歩 → 寝る → 朝の散歩」みたいな流れにならざるを得ません。
具体的には朝は5:30頃から、夜は22:00を過ぎた頃から出発します。大体1時間くらい歩くので、睡眠時間が削られた生活が平日も土日も関係なく続きます。(気温やアポロの状態次第で30分程度になったりもします。)
真夏の日照時間帯のアスファルトは犬にとって本当に危険です。実際にかがんで触るとわかりますが、火傷します。犬のことを考えると、ここを裸足で歩くことになるので、当然肉球が燃え尽きることになります。特にマンホールはヤバイです。
また、アスファルトからは激しい照り返しがあるので、夜も日が落ちてからしっかり時間を空けて散歩するようにしています。それだけ気を使ってあげても、少し歩くとすぐに「はあはあはあはあ、かえろう、かえろう」感を醸し出してきます。
家に帰ってからは大急ぎで水を飲みたがります。水は冷たいのが良いかなという気もしますが、冷たい水をたくさん飲むとお腹の緩いアポロはすぐにお腹を下しかねないので、常温か少し冷水を加えた程度の温度の水しか与えないようにしています。そして水を飲むと家の中の一番涼しいところへ行って、しばらく「はあはあ」言いながら横たわります。そんな毎日です。
家の中は24時間エアコンON状態です。大体23度から25度の間にしているのですが、寒いです。特に寝るときは寒いです。しかし26度以上にしてしまうと夜寝ていても枕元にやってきて、「はあはあはあはあ、エアコン下げて~」と言いに来るので落ち着いて眠れません。
早く秋にならないかなあ。
おまけ。暑中見舞い申し上げます。