【大仕事】シベリアンハスキーのシャンプー

インターネットで検索すれば、犬のトリミングサロンはたくさん出てきますが、基本的には犬種(大きさ)で値段が分かれていて、シベリアンハスキーのシャンプーをお願いしようとすると10000円前後の費用がかかるようです。

アポロは大きく汚れなければ概ね1ヵ月に1回シャンプーをするので、これをお店で頼むと年間ざっくり12万円程かかってしまうことになります。これはかなり大きな出費です。泥まみれになってしまったり、湖に飛び込んだりすると更にシャンプーの頻度が上がるので、実際には年間で15万円くらいはしてしまうかもしれません。

ということもあり、アポロはこれまでにお店でのシャンプーを試したことがありません。全て自宅のお風呂で洗っています。これが中々の大仕事なので、今回はそのお話です。

「今日はシャンプー」と決まっていれば、どんなに汚れても構わないので、思う存分遊ばせてやることができます。これはシャンプー日の一つの楽しみでもあります。逆に予想外にめちゃくちゃ汚れると、予定外のシャンプーが発生することになります。

アポロは幸いなことにシャンプーが嫌いではありません。(好きかどうかはわかりませんが、特に嫌がったりしないので、好きなんだと信じています。)

いざシャンプーに入る前には必要なことがあります。

それは、” ブラッシングをしっかりすること ” です。

これを頑張れば頑張るほど、翌日以降1週間程度のリビングの床の毛まみれ具合が大きく変わります。我が家はこれです。抜けた毛がワンタッチで取れて、使いやすいです。


丹念なブラッシングな後は、いよいよお風呂で泡まみれにしてやります。人間が浴びるような水温では犬には熱すぎるので、35-37℃に水温を設定してあげます。洗う側も結構水を食らうので、これが冬場は結構寒いです。

シベリアンハスキーはダブルコートという二層構造の毛をしていて、とにかく毛量が多いので、くまなく丁寧に全身を濡らしてやります。

きもちいわん

よく濡れたら、シャンプーをかけてガシガシ洗いますが、洗面器にシャンプーを入れて、ぬるま湯で薄めて使うと使いやすいです。

全身くまなく洗っていきますが、首から上は最後に洗った方が洗いやすいです。というのも顔の周りが濡れると、ハスキードリル(ぶるぶる)が発動してしまい、こっちが泡まみれにされてしまうからです。指の間や肛門回りなど、汚れやすい箇所は特に入念に洗います。背中は毛並みの象徴的な毛なので、ここも一生懸命洗ってやります。お腹はふわふわになると凄く気持ちいいので、丁寧に洗ってやります。顔は耳に水が入らないように気を付けます。脚は短い毛がたくさん抜けるので、良く洗います。

つまり全身しっかり綺麗になるように丁寧に丁寧に洗います。自分のシャンプーよりもよほど丁寧かつ真剣です。

一度ざっくり流して、二度洗いします。二度目の方がよく泡立つので、楽しいです。

シャンプーが終わったら全身の泡を流します。やはり全身毛だるまなので、なかなか流しきれません。根気よくお湯を浴びせ続けます。泡が落ちたら、今度はトリートメントをします。

これも水で少し薄めて、全身になじませてやります。過去に一度トリートメントをし忘れたことがありましたが、仕上がりが全然違います。美しき毛並みのためにも必須だと痛感しました。

最後にトリートメントが残らないようによく流してシャンプー工程完了となります。

アポロは飼い主の趣味で、仔犬時から使っている子犬用のシャンプー&トリートメントを今も継続して使用し続けています(香り・仕上がりともにお気に入り)。シャンプー後のアポロの香りということで、定番化しました。仔犬用とはなっていますが、子供用が大人にも使えるように、成犬になっても大活躍です。一生これかもしれません。


シャンプー工程が終わって、ここからもう一山あります。それはドライ工程です。

ここでのポイントはとにかくふんだんにタオルを使いまくって、できるだけ水分を吸い取るということ。これに尽きます。まだアポロのシャンプーに慣れていない頃、この「水分を吸い取る」工程を重要視しておらず、ドライヤー勝負に出ていて、完全に乾かわすのに2時間程度かかっていました。これはかなりの重労働です。熱いし、煩いし、ドライヤーも壊れそうだし・・・。アポロ的にも恐らくストレスだったと思います。

タオルメソッドを身に着けてからは、ドライヤーの時間が半減しました。これ自体に特殊なテクニックはなく、タオルが濡れてきたら次々とタオルを替えて、ドライヤー前に水分をできるだけ取るといういたってシンプルな方法です。

タオルは多ければ多いほどいいです。我が家はバスタオル5-6枚とハンドタオル2-3枚で対応していますが、かなり水分がなくなります。ここまでやればあとは頑張ってドライヤーで乾かします。

ちなみにアポロはドライヤーは嫌いです。部屋の端っこにうずくまって、「不幸だあ。不幸だあ。あああ」と訴えかけてきます。ただしこれはアポロのためなので、そんなことは気にせず、淡々と乾かしましょう。

最後に、暑さに弱い犬であることは頭に入れて、ドライヤーの温度に気を付けてあげましょう。我が家はダイソンドライヤーですが、温度調節ができて、風量も爆風で、非常に重宝してます。


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