犬とエリザベスカラー
手術やケガの処理後、傷口を守ってあげることは非常に重要なことです。犬は自分で傷口を治そうとして、ぺろぺろ必死で傷口を舐めてしまい、直りが悪くなったり、最悪傷口が広がってしまったりしてしまいます。
そんな時に活躍するのがエリザベスカラーです。動物病院で貸してくれる、一般的な円錐タイプのエリザベスカラーは効果は高そう(事実、高い)ですが、犬の視界を大きく奪ってしまい、ストレスも大きそうだったので、アポロにはマイエリザベスカラーを与えることにしました。これは去勢手術に備えて購入したもので、本人の負担が少なそうで、かつ愛らしい物を選んでみました。
それがこれ!!浮き輪タイプ!!
まさにプールで使うような浮き輪と同じで、空気を入れて使います。内側は首輪をズボンのベルトに通すような構造になっているため、外れません。
しかし、見た目重視で選んだ結果、なんとこれ、装着していても去勢手術の患部を舐めることができてしまうのです。
しかもトイレには首が邪魔で入れません。
しかもハウスにも首が邪魔で入れません。
つまり、デメリットしかない。
メリットはかわいいということくらい。こんな遊びもできちゃいます。
ちなみにこれ、去勢手術に備えて購入しましたが、この時の手術では「エリザベスカラーは必要ありません」と獣医さんに言われたので、結局本来の使われ方はされることなく、ただのおもちゃになりましたとさ。めでたしめでたし。
本当に必要なときは、関連記事「薬を飲みすぎてしまったときは」で使っているようなエリザベスカラーをしてあげてください。